chibinova

lfc2004-03-25

深夜のあみだ池筋をチャリで走っていて、ある病院の前を通りかかった。その病院には、友だち以上恋人未満の女の子が入院していたことがある。とてもきれいな娘だった。けれど、精神を病んでいた。薬物依存症でもあった。もう3年以上、前の話だ。彼女の入院中、一度だけ面会へいった。シーツはためく病院の屋上で、とりとめのない話をした。別れぎわに彼女が、「ここから飛び下りたいけれど、柵を乗り越えるのが面倒」だと言った。そして、「逝くときはさり気なく、一筆書きのように」とつけ加えた。それ以来、彼女には逢っていない。

ミニハンド

DVDでオネアミスの翼地下鉄のザジを見た。前者の影響で、宇宙船の打ち上げの仕事をしている夢を見た。積み込む機材(なぜかシンセサイザー)の調整を行った。なぜか、管制官川藤幸三であった。後者はドタバタな映画で見る前の印象とまるで違っていて驚いた。躁病ぎみの展開は小気味良く、内容のどうってことなさをカバーしてて感心した。