'my bloody valentine / loveless'

ラヴレス。その地平に立つ、ラヴ。エーテルを切り裂いて立っている――では、エーテルは?――月の光のゼリーを包んだ木の葉、を、包むように海――同じことだ。


文字と文字。そして文字。その'間'。放たれた音が還ってくる、その'間'。糸屑のついたセーター。すり減った手すり。音が駆け抜けた'ライフ・イズ・ラヴリー'――甘く壊れたトレモロ。'間'違い、から、僕らはうまれた。