the Smurfs / Deck the Halls

クリスマスのイメージを考えた時、最初にぶつかるのは、「クリスマスは誰のため?」ということでした。カナダに住んでいた時の私の経験から言えば、カナダ人にとってのクリスマスは私たちにとっての元旦みたいなものだった、ということです。それを1曲で表現する事が出来る音楽があるとすれば、大人がたくさん集まって、出来る限りの力で子供を喜ばそうと頑張って仕上げたもの。本来のクリスマスの意味はわかりませんが、今の一般的な家庭では、親・子・親類が集う数少ない機会なんだろうな、と思いました。また盤の状態が少し悪いですが、きっと子供がクリスマスまで待ちきれずに、レコードで遊んだ結果なんでしょう。レコードが音を記録するものなんですから、傷の一つ一つも記録として是非我慢して聞いてください。