岩村学/『私の考えるジャズ』
いろんな昔のジャズかラウンジの音をサンプリングでつないでいる、ような音楽です。実際そうなのかも知れませんがよくわかりません。レディメイドから出てるんがらしくなくていいです。いわゆるクラブジャズなんでしょうが、イメージ的に黒ではなく茶色です。(ジャズグルーブってなぜか黒色のイメージが僕にはあるんです。)マホガニーのデスクとかの艶のある樹の深い土色。あるいは、昔の映画の、怪しげな未開の地のBGMといった感じ。すべての曲が繋がってるようで、気持ちが良いです。今、家で小さな音で聴いてるんですが、大音量で聴いたら、ぐわっと高揚感に包まれて更に気持ちよいのだろうなとか思いました。
余談ですが、chibinova氏は岩村氏のファンなので、彼がクラブに来ていたとき、非常に、(照れて?)嬉しそうに話をしていたのは印象的でした。
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