the times/pink ball,brown ball,ed ball

「太陽よりも高く」──なんと罪深い。そして、誰もが想っていながら、口に出してはいけない、そう想った言葉をエドワード・ボールは言ってしまった──「ストーンローゼスは天使である」──それが、彼らを閉じ込めてしまうと/傷つけてしまうと知りながら。そこには、70年代末からのキャリアも、クリエーションレーベル副社長という肩書きも関係なかった。「美しい」、そう想った。泣いた。「美しい」、そう伝えた──恋愛感情は、いつだって対象を傷つける。それを知っている大人が、それでも犯してしまった罪。