chibinova

lfc2004-03-02

ゆうべ、メインの業務に取りかかったあたりで警官3名さまが御来店。聞けば付近で恐喝事件があったらしい。「トイレを誰か使っていないか?」と訊かれたが、しばらく来客自体がなかったことを伝えた。再び業務に取りかかってからしばらくした頃、一緒に入ってる相方が、「トイレに誰か入ってますわ」と教えてくれる。ノックをしても、返事がないらしい。犯人が隠れているのか?だが、実際のところはよくわからないのに大騒ぎするのもアレだ、ということで、出てきたら人相などを覚えておいてください、と答えておく。それから1時間ほど。キッツい業務にくたびれてきた頃、相方が「やっぱり恐喝のアレでしたわ」と伝えにきた。すわ犯人か、と思いきや、被害者の子らしい。被害を受けた彼はかなり焦燥した表情で、警察を呼んでほしがっているという。っていうか、自分の携帯で連絡したようだ。彼があまりに怯えた様子なので、店の周りを点検し、誰もいないことを伝える。そしてバックルームに入らせ、落ち着くよう椅子をすすめてから、また業務に戻る。10分ほどして警官到着。彼とやり取りをする警官が、あまりに事務的かつ面倒そうに応対するのを見てムカつく。ものの、去り際、彼が急に立ち止まり、後ろを歩く警官にぶつかられながら「ありがとうございました」と言ってくれた。とっさのことで「どうもどうも」などとわけのわからない返答をしたわたしは、優しさに慣れていない。