大熊慎也

自分が風邪をひいてると信じたくなく、病は気からという言葉を半分信じ、バスケットに行く事にしました。始まる30分前からシュート練習をし、多量の汗をかき体中の汚物を出していました。これで節々の痛みや腰の痛みや頭がもや〜っとするのがとれるだろうと思っていたのですが、ゲームが始まってからもとれることはなく走っていると視野が狭くなってきました。友達に「がちゃぴんみたいな目になってるで!」と言われ、気が弱くなり風邪だと認めざるを得なくなりました。病は気からといいますが、節々が痛い時なんて「弱い気」しかないですからね。太陽とか明るい光が節々にくるんですよ。たとえ、目をあけて蒼井優が枕元で僕が目を覚ますのを待ってたとしても「ああ〜こんにちわ、頭痛いんすわ〜」くらいしか言えないですし、何か気の効いたパーティージョークでも言ってあげたいのですが、逆に腹立たしい駄洒落位しか出てこないと思います。それ位、節々の風邪は「病は気から」という言葉では解決できないもんなんですよ。うちの母親は「病は気から」という言葉が大好きで、小さい頃から「気」だの「気合い」だの言われてきました。「気合いで大学受かるんかあ?」と聞くと「それはあんたの気が小さいからや」と気の量で換算するというややこしい人なのです。かといって川藤が好きなわけではないんですよ、普通におもいきっりテレビが好きなんですよ。梅干しを焼いて食べつづけているのはうちの母親くらいだと思います。