chibinova

自分で編集したCDを聴きながら久坂宗次さんの絵を眺める。つくづく自分はセカイ系の人間なんだなと思う。ごく最近、セカイ系なる単語を知って多用しているが、言葉の意味や定義は、わたし自身よくわかっていなかったりする。少なくとも蔑称であることだけは、はっきりしているのだが。ただ、そう称される作品に共通する雰囲気が好きなので、便宜上使っているだけだったり。むしろ蔑称を引き受ける方が、冷笑家へのアイロニーになっていいかなと。『冷笑家とは何か。すべてのものの値段は知っていても、どんなものの価値も知らない人間の謂である。(オスカー・ワイルド)』ま、己を「無類の〜」とか「たぐいまれる〜」とか形容できるほど、厚かましくはないので。それにどうせソフトはおんなのこ、ハードはおっさんっていう「キモい」存在なんだし、いまさら「スタイリッシュに」気取ってみせても仕方がない。

1ヶ月自由な時間があったらっていうか、生まれ変われるならイヌイットがいいです。彼らなりの苦悩とかを知ってみたい。もちろん妄想なんですが。