2001-04-01から1ヶ月間の記事一覧

take me to the other side of 80’s

'take me to the other side of 80's' 〜 わたしをアダムスキー型で連れて行って 〜 「80年代は空白の時代」? 狂気にふれて、スケッチ/解放しようと試みた者――これは、まず不可能だった。ふれた時点で死んでいったから。自身を肯定/否定し、間に見えた限界…

"the la's/feelin'"

時計を失くした旋律を発見した僕らは――血の流れに/軌跡に彼女が生きてることを発見できた僕らは――そのことを、とてもうれしく想い――その"想い"につける、誰よりも立派で/誰よりも馬鹿みたいな名前を、いまも考え続けるリー・メイヴァースと僕らは――暖炉で木…

"the pale fountains/jean's not happening"

「ジーンに、これ以上悪いことが起きませんように。いまも土砂降りの痛みの中を傘もささずに走っていく彼女に、これ以上」――何故、'ジーン'が'君'ではいけなかったのか――無力な自分を知り、知ってなお、「彼女が救われるのなら、救うのは自分でなくてもいい…

"the dream academy/life in a northern town"

「夢の学士院」を名乗る、おかしな楽団がスケッチした「北の街の人々の暮し」――無限とも想える空に手を伸ばし、指先が触れる、冬の風――鼓動が震える――その"絵"が、やさしいかどうかなんて知らない。ただ。そんな瞬間の連続にも、君がやさしく在れば、と想う―…

"orange juice/consolation prize"

"僕"は、君に与えられた"残念賞"――それだけ。

"aztec camera/the birth of the true"

"ときどき気がめいるけど、それは君のせいじゃない。わけもなく僕の代まで伝わってきた不可能の思いが僕を捉えるだけ" 君の母親を乗せた救急車は、病院の5キロ手前で走る意味を失ってしまった。渋滞の先頭にいた運転席の男と助手席の男には、サイレンが聴こ…

sunflower,16.4feet/cesium137-32.8ci/km2

'sunflower,16.4feet/cesium137-32.8ci/km2' "ネオ・アコースティック"と"アコースティック"の違い?――奏者がパンクスか、そうでなかったか、の、違いだろ? 「僕のお兄さんは 幻想にとり憑かれ 個性を主張して 革命を叫んだ 夢見た者達は そのぶん叩かれた …

'小沢健二 / 犬は吠えるがキャラバンは進む'

海岸線。海に。太陽が溶けこむとき――銀色に光る水面に映る、ふたりぶんの影――ふたりぶんの影。そして、影。無数の平行線がクロスしては、あいさつをくりかえす――「こんにちは」「おはよう」「また逢えたらいいね」「おやすみ」「さようなら」「ありがとう」―…

'northern picture library / love song for dead che'

'願い'――それをかなえるために、誰かの夢に生まれたのだとすれば.... 生きる理由としては悪くない――月に眠るとき、わたしたちは天使になる。忘れてもかまわない。季節が残した希望を覚えていれば――空を見上げれば。ここから、また笑ってみせるから。

'the pastels / thank you for being you'

スティーヴン・パステルが望んだ永遠は、'君'が'君'で在ること。置換が、あらかじめ意味を放棄した、'君'――俺は、ただ'俺'で在ることを受け入れず、ねじまげては閉じこめた――簡単なことだったんだ――'thru' your heart'。ソニック・ブームが。ディーン・ウェ…

続・dear,1993年の僕

'続・dear,1993年の僕' 本当に残念だけれど、君は、ひとり、だ。会話の練習。雪。ギター。ことば。散髪。自転車。おそらくは、それが、(比喩表現としてではなく)君のすべてだ――'そこ'から十年がたち、いろんなことがあった。たくさんの旋律が生まれては、愛…

'Klaus Cornfield & Lotsi Lapislazuli/little tigers'より'i love your smile in the sun'

「死にいくもの」への自己投影は、許されないが、予定なく「殺されるもの」の心情は、知るよりもはやく、とびこんでくる――誰がオマエに、俺を殺してもいいと言った? 俺を殺してもいいのは、彼女だけ、だ――誰にも、そこからは入れない。部屋。真実。レスト、…

'beatnik filmstars/coup de soliel'

記憶/おなじ太陽/空の青さに倒れる/甘い雪がとけないように/見つめる時間/幻/日差し/空を切り裂く/隠れる――あの部屋でたりないのは、君だけ、だった――眠りの中の君と消えれば、降り続ける雪の中、君と眠る、いつまでも。そう、思っていた――シュガーフロスト―…

'V.A./a tribute to Daniel Johnston Vol,1'より、'hanshalf trio/cold hard world'

コールド・ハード・ワールドにかき消されて聴こえること のないカノンは、永遠に奏で続けられている――それが 聴こえるときは、僕や、君なんて、最初からいなかったん だって、そう思ってくださいって、想えたときだけだ――気づいてる? ヒトなんていなくても…

dear,1993年の僕

'dear,1993年の僕' 本当に残念だけれど、(比喩表現としてではなく)君は、ひとり、だ。会話の練習。雪。ギター。ことば。散髪。自転車。おそらくは、それが、(比喩表現としてではなく)君のすべてだ。君自身にさえ価値のない毎日。誰ひとりとして、君に気づく…

pale saints/the comforts of madness

「君を見るだけで気分がブルーになる/君の言葉全てが僕を憂うつにさせる」──そんな言葉が美しく鳴り響く。何故か? あなたは、気づいてるよね?──それは、表現ではないから──2003年1月24日。ペイル・セインツのベース/ヴォーカルだったイアン・マスターズの…

ride/today forever

ともだちになれなかった人がいるんだ──その人は死んじゃったから。どうして俺は、その人にパンクロック(ジャズならジャズでいい。オマエを導き給うた/オマエが捧げようと想った真実の愛をあてはめてください。)が好きだってコトを伝えなかったのだろう。ラ…

the stone roses

そう。彼らは天使なんかじゃなかった。ただの人間だった。そして。だからこそ、彼らは天使になろうとした。君や僕が望んだ永遠をかなえるために──愚鈍な行為。だが、誰がそれを嘲笑える? 「サリー・シナモン、君こそ僕の全世界」なんて歌わざるをえない依存…

the times/pink ball,brown ball,ed ball

「太陽よりも高く」──なんと罪深い。そして、誰もが想っていながら、口に出してはいけない、そう想った言葉をエドワード・ボールは言ってしまった──「ストーンローゼスは天使である」──それが、彼らを閉じ込めてしまうと/傷つけてしまうと知りながら。そこに…

primal scream/screamaderica

何度も言及され続けているコトだが、「リーヴ・ミー・アローン」なんて 漏らしていた人間が、「カム・トゥギャザー」なんて、泣き言を告白した夏 ──「ハイアー・ザン・ザ・サン」? 行けるハズないだろ。──「シャイン ・ライク・スターズ」? 本気で、そう想…

the 1000th summer of love

〜the 1000th summer of love〜 「夏はどこまでも続いてゆく。彼女が待つ、その大気の下で」 どうも。bobbie gillespie hairstyleといいます。「ボビー・ギレスピーの髪型」を名乗ったその日から、音楽(に限らず)を、マスターベーション=セックスへのパスポ…

'スピッツ / オーロラになれなかった人のために'より "涙"

対象/心など求めてはいない――非情なまでに対象を描く――"根野菜の泥を洗う君"――根野菜の泥なんか洗ってない?知るか、ボケっ!人様の偽史を彩る為の音楽など存在はしない。はず――僕もあなたも、ただの風景です。僕やあなたの救われない魂が、光や風や温度です…

'戸川純 / 東京の野蛮'より "蛹化の女"

中学生の時、地元に一軒のレンタルレコード(not CD)屋で、何故かこれを借りた。"宝島"に載っていて、それで興味を持ったのかもしれない(どういった種の興味かも、もはや定かではない/キレイな人だな、とか?)。たぶんその時、もしくはそれ以前から、僕の恋愛…

'O.S.T'Kanon'より "Last regrets"

僕は、労働の前には必ず"BOSS 7"という缶コーヒーを飲ります。7年ぶりに再会した名雪が遅刻したお詫びにくれるものです(コミック版では"POSS 7"と描かれています)。毎日7年ぶりの再会で、毎日名雪は遅刻します。なので、2002年初秋に缶のデザインが変わった…

last regrets

'Last regrets'